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さんぽみち

後深草天皇(89代天皇)

 鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて皇位の継承と所領の相続をめぐって持明院統と大覚寺統で争った。後の後醍醐天皇の時代になって持明院統(北朝)と大覚寺統(南朝)によって権力闘争が始まる。

​《持明院統》京都の持明院(上京区上立売付近)を御所とした。

​《大覚寺統》大覚寺を住まいとする。(右京区嵯峨野付近)嵯峨野御所と呼ばれていた。

 後深草天皇が4歳の時(1246年)即位、在位中は父後嵯峨上皇が院政を執り(1259年)その命により弟の亀山天皇に譲位した。その後、王子(後宇多野天皇)に譲位したことによって不満を抱き、やがて後深草天皇系の持明院統と亀山天皇系の大覚寺統との間で皇位継承の対立が起こる。

   嘉元2年7月16日崩御《1243年~1304年) 62歳

御陵名:深草北陵(ふかくさのきたのみささぎ)

陵 形:方形堂

所在地:京都市伏見区深草坊町

*89代後深草天皇 *92代伏見天皇 *93代後伏見天皇

*100代後小松天皇(北朝6代天皇) *101代称光天皇

*103代後土御門天皇 *104代後柏原天皇 *105代後奈良天皇

*106代政親町天皇 *107代後陽成天皇

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