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さんぽみち

古御香宮(ふるごこうのみや)

   深草大亀谷敦賀町を中心とする『 峠 』一帯の氏神として氏子から信仰されていました。1594年(文禄3年)豊臣秀吉は伏見城の築城にあたって鬼門除けの為、伏見九郷の石井村にあった『御香宮』をこの地に遷して社殿を造営しました。

​ 関ヶ原の戦いの後、天下人となった徳川家康は、1605年(慶長10年)この神社を元あった御香宮神社の地に遷しました。この事で地元の人々から『古御香宮』と呼ばれるようになり今は御香宮神幸祭の神輿渡御の御旅所になっています。

豊臣秀吉が造営した本殿は江戸末期に大破し、その後建てられた本殿が1998年(平成10年)解体修理されました。

 1868年(明治元年 / 慶応4年)鳥羽伏見の戦いでは、御香宮神社の境内は官軍(薩摩藩)の屯所になり大手筋通りを隔てて、南側にあった伏見奉行所の旧幕府軍と戦った時に一時、御香宮神社の御霊が古御香宮に遷されました。

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